さて、今回は以前ピカール(コンパウンド)した記事を掲載しましたが、その第2弾です。
今回コンパウンド掛けして、成功した例と失敗(?)した例を画像でご紹介。まずはNSXのメッキバージョンでコンパウンド掛けしたことによって綺麗になった例を画像でご紹介します。
元々小傷などはあまりなかった、単にくすんだ状態だったNSXは軽くコンパウンド掛けをしたあと、眼鏡拭きのように傷のつきにくい乾いたもので吹き上げるとこのよう綺麗な光沢を取り戻しました。
本当に新品のようになって大満足な2台です。
続きまして、失敗とまでは言いませんが、元の色が艶消しだったのに対してコンパウンド掛けした事により、光沢が出てしまってオリジナル感が損なわれてしまった例です。
少し分かりずらいですが、ステッカーを剥がしてコンパウンドしたのですが、最後の画像がステッカーを剥がす前(実際には2台あり、コンパウンド掛した車両とは別の1台ですが)です。
赤く塗装された部分はすべて艶消しのオレンジに近いレッドだったのですが、コンパウンド掛けすることによって光沢が出てしまいました・・・(泣)
ただ、それはそれで綺麗にはなったので、完全に失敗かと言われると微妙ですが、オリジナルを大切にする方には、確実に失敗と言えるでしょう・・・
そもそもシールをすべて剥がした時点でオリジナル維持は諦めたので私的には良い勉強になったと思っていますし、見た目は綺麗になったので観賞用には良いのかなとポジティブに考えております。
ただ、シール以外にもロゴ等が入っている部分は、ちょっと強く擦ってしまうと剥げてしまうので、レーシングカラーの派手目な塗装が施された車種にはコンパウンド掛けは不向きかと思われます。
また、メッキにかんしても、今回はくすんでいただけで、傷がなかったのできれいに仕上がりましたが、小傷が多いものだと光沢は復活しても、傷は消えません。傷が消えるほど磨くとメッキが剥がれてしまう恐れがあるので、やらない方が良いかと思われます。